ざんぶろぐ 2014年05月
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ただ今、通勤のトラム車中です。 隣の席に座っている親子が連れているのは頭からお尻までが1mはゆうに越しているだろうと思われるワンコ。 ジュネーブは犬のしつけがきちんとできるように飼い主が研修を受けないと犬の登録ができないという背景もあり、どんな犬もたいていとてもおとなしく全く怖くはないけれど、やっぱりバスやトラムの中で大きな犬に出会うとびっくりします。こういうのも、ジュネーブ暮らしのよくある光景。

話は変わりますが、昨日、長年使ってきたお気に入りの爪切りが壊れてしまいました。 多分、カンボジア時代からずっと私とともに海外を転々としてきた爪切り、こういうものに関しては、切れ味や使い勝手の面で日本の製品に優るものはないので、新しいものを日本から入手するまでしばらく不便になりそうです。本当に小さなことだけど、こういうちょっとした不便で急に日本に帰りたい病が出たりするのは、何年海外にいても変わりません。

さて、明日は祝日、今日の一日を頑張って乗り切ります。
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2014.05.28 Wed l 徒然に l COM(0) TB(0) l top ▲
5月も師走なみの速さで月末を迎えようとしています。 毎月こんな調子で過ぎていっては、本当に年末がすぐそこまで迫っているような気がするほど。 何をどうすればもう少しゆったりとした気分で、のんびり穏やかな日々を過ごせるものでしょうか。。。

最近、このブログもすっかり週間日記のようになりつつありますが、毎週それなりにあれこれ驚きや楽しいこともあり、備忘録がわりに最近のあれこれを。

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まずは先日行ったベジャールバレエ団の公演。 ジュネーブから電車で40分ほどのローザンヌに本拠地を置くベジャールバレエの舞台は、こちらにいる間にぜひ一度は観たいと思っていたのですが、今回ようやくその希望がかないました。 世界各地を公演でまわっているため、本拠地ローザンヌででも夏と冬に一度ずつの年2回しか公演がないらしいのですが、今回は3日間の公演でモーリス・ベジャールの振り付けによる 7 danses grecques (ギリシャの7つの踊り)をメインとした、新作2つを含む4作品。 そのうちの一つはなぜかKyodai(兄弟)というタイトルで、日本の小説からインスパイヤされた新作だそうで、音楽には越路吹雪バージョンの日本語版La Vie en Roseが使われていたり、少し不思議ながらも面白いバレエでした。 今回へ残念ながらご縁がなかったけれど、やっぱりベジャールのボレロは一生に一回は観たいですね~。 ちなみに、3月にジュネーブであった仕事関連のイベントでは、ベジャールバレエ学校の生徒さんたちによるチャリティー公演があったのですが、そのときにお話しした日本人の生徒さんたちによると、このバレエ学校では昔から授業の一部として剣道を習ったり、邦楽を使った練習曲があったり、和テイストを積極的に取り入れたカリキュラムなのだそうです。

それから昨夜は月曜日の夜にも関わらず、ジュネーブのイタリア料理協会(超意訳)のイベントで、バローロを含むイタリア・ピエモンテ州のワインと名産品を試飲・試食できるFriends of Baroloへ。 レストランで飲めばグラスで一杯2,000円ぐらいするバローロやバルバレスコのワインを、いくつもの作り手さんと年を変えて10種類以上試飲させてもらったり、ピエモンテ産のフレッシュチーズをあれこれつまんだり、絶品リゾットを試食したりの2時間半…。 20フランの参加費の何倍もの価値があるワイン試飲イベントで、それはそれは楽しい夜でした(昨日はさすがに節酒とはいかず!)。 私たちが行ったときには200人以上の参加者が来ていたかと思いますが、ジュネーブのイベントでは珍しく私と友人たち以外にアジア人らしき人が全くおらず、会場のスタッフたちにやたら親切にしてもらえたりしたのも面白い経験でした。 

さて、今度の木曜日はスイスの祝日、Ascension(キリスト昇天祭)でお休みです。 イースターの40日後の木曜日に祝われる、復活したキリストが昇天した日を祝うお祭りだそうで、キリスト教の典礼暦(←こんな言葉があることもスイスに来て初めて学びました)の中でも最も大きな祝いの一つなのだとか。 私にとってはありがたい週の半ばのお休みの日でしかありませんが、この間からのびのびになっている衣替えもして、しっかり家事とテンへの家族サービスに精を出したいと思います。
2014.05.27 Tue l ジュネーブ生活 l COM(0) TB(0) l top ▲
自他共に認める「飲んだくれ」の私が、ワイン王国ヨーロッパに居ながらにしてこの2ヶ月ほど節酒に励んでおります。 そもそもこの5年ぐらい、ほぼ毎日のようにワインならボトル一本は軽~く空けてきており、週末の昼間ともなれば昼夜ともに飲みたくて仕方なくなる始末。 これではアル中まっしぐらか・・・?と正直怖くなり、実は飲まなくても生きていけるということを確認するための節酒期間です。(特に健康診断でドクターストップがかかったとかそういう状態ではないのでご心配なく。 肝臓の値はこんな飲兵衛なのにそれほど悪くありません!)

ということで、今はウィークデーはほとんど飲むこともなく、週末の宴会も減らして順調な節酒になっています。 こうやって日常的に飲まなくなると、一番酒が欲しくなるのは金曜日の夜と土曜日の昼だということがわかります。 こんなときはグラス2杯までと決めてワインも飲みますが、飲みかけのボトルに栓をすることが日常的にできるようになったことが最大の進歩! いや~、まだ本格的なアル中になってなかったことがわかり安心しました。。。

そんな節酒期間ですが、やはり時々無性に飲みたくなるときもあり、そんな時の強い見方&心の支えはノンアルコールビール! フランス語の Bierre sans alcohol またはドイツ語のAlkoholfrei の表示があるビールを見ると思わず手に取り、冷蔵庫にストックが増えていきます。 スイス人の同僚曰く、2008年にサッカーの欧州選手権をスイスで開催した際に、スタジアムで観客が飲めるのはノンアルコールビールだけと決めたことから、色々なビールメーカーがノンアルコールのビールを作り本格的に国内流通されるようになったとか。 実際のところ、ノンアルコールと言っても0.5%~1%まではアルコールが含まれているとのことなので、完全に断酒にはなりませんが、まあどうしても我慢できなくなったときの選択肢としてありがたき存在です。 


写真はジュネーブや、国境を越えたフランス側の街のスーパーで買えるノンアルコールビールの数々。 ドイツ・スイス・フランス産、どれも味の印象が異なり飲み比べるのも楽しいです。 これまで試した中で一番のお気に入りは右から二番目のKronenbourg と言う、フランスで40%シェアを持つ1664ビールを作っているメーカーのもの。 スッキリしたコクの強い後味も悪くないです♪

さあ、いつまで節酒を頑張れるかしら?! もうしばらく頑張ります。
2014.05.20 Tue l ジュネーブ生活 l COM(0) TB(0) l top ▲
先日、ジュネーブの気持ち良い初夏がもうすぐか、と書いたばかりでしたが、今週はずっとスッキリしない天気が続き最高気温が15度を超えないような寒さです。 まさに三寒四温。 妙なこだわりで5月にもなってウールやダウンのコートは着たくないけれど、薄手のジャケットで震えるのもバカな話で。。。やはりそう簡単には快適にはならないジュネーブ生活です。


そんな肌寒い最近の夜、またアパートのセントラルヒーティングが付いて暖かい部屋が戻ったためか、テンはのびのびだらだらです。ソファーカバーを赤いものに替えたら、ますますテンの写真写りも良くなったようで親バカに拍車がかかるこの頃です。
2014.05.16 Fri l ジュネーブ生活 l COM(0) TB(0) l top ▲
相変わらず更新が滞りっぱなしのブログです。 気がつけばもう5月、ついこの間年が明けたような感覚だったのに、いつの間にこんなに時間がたっていたのやら、、、です。 今やジュネーブでは夜は9時近くまで明るいし、天気の良い今日は20度まで気温が上がりコートも不要になったぐらい。 確実に気持ちの良い初夏が近づいています。

先週末は20年来の友人が子連れでオランダから遊びに来てくれたので、久しぶり(2012年末に私が遊びに行った時以来)に思う存分話をして楽しく過ごしました。山のない平らな国で暮らす7歳児には、一緒に行ったグリュイエールの山景色がとても楽しかったようで何より。確かに坂道すら歩いたことがあまりない子どもには坂の多いジュネーブの旧市街歩きすら新鮮な経験だったのでしょう。今度は夏休みのアムステルダムで待ち合わせかな? 飛行機で一時間半の距離なので、もう少し頻繁にキャッチアップしなければ! ちなみに今回、この友人親子が持って来ていた「アルプスの少女ハイジ」の凝縮版DVDで何十年かぶりにハイジを真剣にみましたが、本当にスイスらしい景色がとても丁寧に描かれていたことに今さら感動! 今度は全編通して観られるように、私もDVD買おうかな。笑。

来月は長い出張が入りそうでますます忙しくなりますが、テンを預かってくれる新しい友人もできたし、安心してしっかり働きます。 それにしても、これまで2~3年刻みで勤務地を変えてきているので、ジュネーブ滞在2年を越えて、そろそろ次の移動先を探し始めなければならないような気になってきました。 今の職場とはあと2年の契約更新手続きが始まり、居たいだけまだジュネーブに居られることになりましたが、やはりそろそろ途上国のカオスな現場とエネルギーが恋しいのも事実。 ぼちぼち身の振り方を考えましょう。
2014.05.10 Sat l ジュネーブ生活 l COM(1) TB(0) l top ▲